読書法

目次マインドマップの作り方。

目次をマインドマップ化すると、
本の構造がわかるので、本を読んだときに理解が深くなります。

・私がやっている方法と、
・PCで超かんたんに作れる方法あるので、

そのやりかたを紹介します。

私がやっている方法。紙の書き方

「はじめに」、「おわりに」、「目次」を読む

早く読むときと同じで、「はじめに」、「おわりに」、「目次」を読みます。
「30分で1冊読む」とかできる方は、ここは読み飛ばしていいです。
同じ内容です。

さいしょに「はじめに」を読む

「はじめに」を読むと、
・読者に食いつきが良い言葉、「キラーフレーズ」や
・「読者になにを言いたいのか」書いているので、読んでおきます。
最初のつかみがわかるので、押さえておきます。

つぎに、「おわりに」を読む

つぎに、「おわりに」を読むと、
・著者が、「この本を通じて言いたかったこと」
・「この本を読んだ後にしてほしい行動」が書いているので、
読んでおきます。

「はじめに」、「おわりに」の順番で読むと、言いたいことがわかることがある

はじめに、おわりにの順番で読むのは、
・「はじめに」と「おわりに」は、ループしていることがあって、
続けて読むと、
・「その本で言いたかったことが明確になる」
ことがあるからです。

といっても、本はいろいろですから、
「そんなループないよ。」とかあるとおもいます。
ループしていないときは、「ふーん。」で良いと思います。
ループしてなくても面白い本は面白いので
「ふーん。この本はループしてないのね。」ぐらいでとどめます。

「はじめに」がない本もある

本によっては、「はじめに」がありません。
そういうときは、1章の最初のところを読みます。

著者は、読者に離脱されないように、
最初にめちゃめちゃ力を入れていますから、
1章を見ておきます。
私はここが響かなかったら、離脱していいと思います。

「おわりに」がないときは、終章を読みます。

「おわりに」がなく、最終章で終わる本もありますから、そのときは、最後の章を読みます。
翻訳本の場合は、「訳者あとがき」を読むと、この本で言いたかったことが書いていますし、
要約した内容が書いているときがあるので、そこを読んでおきます。

こういうのを読む時は全部読まないで良い。

はじめに、おわりには短いときは、全部読んでいいのですが、
はじめに、おわりにが長い時は、全部読まないで良いです。
さっき書いた言いたいことだけ読めばいいですし、
それを探すために、
・見出しだけ読んだり、
・漢字だけ読んだり、
・はじめにとおわりにの最初の行を読んだり、最後の行を読んだり
・つまりとか、まとめの言葉を探して読んだり
するだけでいいです。

この辺を押さえて読めばわかりますし、
どんなことを書いているんだろうっていう体で読めば、
言いたいこととか、なんとなくみつかります。

それでもわからんわーって方

「いやいや、それでも言いたいことがみつからんのよ。わからんわー」って方、推測でいいです。
「えーーー」と思う方がいるかもしれませんが、
そもそも読んでいないので、本によっては、言いたいことがわからないときもあります。

そんなときは、「だいたいこんな感じ」でいいです。

結局は、ぜんぶ読むとわかりますから、現時点での仮説でいいです。

「思っていたのと違った。。。」のほうが身に入るんす。

これ、本当の話ッス。

目次をみる

はじめに、おわりにを読んだら、目次を見ます。

目次は本の要石と言われていて、
これがないと、本として成り立たねーですから読みます。

目次はわかりやすいのですが、
まだ読んでないですから、よくわからないことがあります。

そんなときは、予測、だいたいこんな感じでいいです。

あっていてもいいですし、間違っていてもいいです。

「えー、あっていなくてもいいとかこわーい。こわすぎー」
という方がいるかもしれませんが、
本を読んでいけば、内容がわかってきますから、そこで正せばいいです。

さっき言った、本を通じて言いたいことがわからなかったときと同様、
「あー、思っていたのと違ったわー。」で、
本の内容が頭に入ってきますから大丈夫です。気にしません。

目次のだいたいこんな感じをつかんでおく

目次のこの章からこの章までとか、だいたいの感じをつかんでおくといいです。

例えば、7つの習慣だったら、
・前半は個人の習慣で、
・後半は社会との習慣とか
みてくくっておくと、マインドマップ化したときに見やすくなります。

このくくりも自分が思った内容で良いです。
間違っていたら、そこで正せばよい。えいや!でいきましょー。

くくり作業をする理由

このくくり作業、なんでするかというと、
私は、もくじマインドマップをA4用紙で想定していて、
目次をぜんぶ書けないことが多いからです。

むりくり書こうとしたら、小さい字になったりするので、工夫しています。

ぜんぶ、丸写しできるぐらいの目次の量だったら、
くくる作業はいりませんし、

あなたがもっといいやり方があるなら、そっちが良いです。
工夫してマップを作ってください。

目次マインドマップをつくる

いよいよ、目次マインドマップを作ります。

はじめに、おわりに、目次を読むと、
・勘が良かったり、
・本を読み慣れている方は、
この本はこんな感じとけっこう見えてくると思います。

「ぜんぜんわからんわー。」って方、
適当でいいです。

まあ、わからないときはわからないです。
それでだいじょうぶい。

ここまで読んでわかった内容、
わからなかったら、適当に考えた内容、
それをマインドマップに書いていきます。

書き方

紙の真ん中に、本のタイトルを書きます。

そして、はじめにから
おわりにまで、だいたいこんな感じじゃないの?みたいなことを書きます。

マインドマップの書き方

マインドマップは覚えるために書くわけではないですから、
あなたが書きやすいやり方が良いと思います。

ですが、ある程度は、ちゃんと書きたいのよー。って方は、
・ブランチの上に言葉を乗せる
・くくりの言葉を最初に持ってくると良いと思います。

ブランチの上の言葉はワンワードがいいというのがありますが、
文章で書かないと、わかりにくい時がありますから、
そういうときは文章でいいと思います。

あなたが分かる方法で書いて、
本の内容が入ればいいので、
基本自由ですよー。

例を適当に書いておきます。

だいたいの例を書いておきますから、参考にしてください。

私が書くとこんな感じになります。

この本は4章立てになっていて、
4つのメインブランチにわけて、いろいろ書いてよかったのですが、
中身が予想できるのが多かったので、気になるのだけ書きました。
今回は、こういう書き方をしましたが、次回はぜんぜん違うかもしれません。
目次マインドマップを書く目的は、
本の内容がわかることにあるので、
あなたがわかりやすい方法で書くのが一番です。

こんな感じだとおもう。ということで、かんたんにしゃべってみてもいいです。

できあがったマインドマップは一人で発表できたら、してもいいと思います。

マインドマップの良いところに、
・書いていないことも言語化できる
というのがあるので、

こんな感じかもー。と、口に出して言うと理解が進むと思います。

マインドマップを書いた時は、一人でも発表してみるのは
地味ですが、おすすめします。

PCで目次マインドマップを作る

じゅりんHackで教えていただいた内容が秀逸なので、
それを載せます。

吉元寿林さんのHPリンクを貼っていおきますので、それをみたら良いと思います。
↓↓↓↓↓↓↓↓
【代替手段あり】Amazonで本の目次を取得できなくなったので、他の方法を探してみました!→「版元ドットコム」

ですが、「このページでそのまんまみたいのよ。リンク押すのがめんどくせーです。」
という方のために書いておきます。

版元ドットコムに行って、目次を探す。

版元ドットコムで、本のタイトルを入れると、
目次が出てきますから、それを確認して、コピーしておきます。

例えば、『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』だったら、
こんな感じで出てきます。

版元ドットコム  はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法

そのなかの、目次部分のみをコピーします。

出典元 版元ドットコム

https://transno.com/に行ってマインドマップ化する

つぎに、
transno.comに行って、
さきほどコピーした目次を貼り付けます。
(はじめて使う時は、サインアップが必要)

本のタイトルと目次を貼り付けるだけ。

出典元 Transno.com

こんな感じになります。

マインドマップに変換する

貼り付けたら、マインドマップに変換できるので、マインドマップに変換します。
画面右上にマインドマップのイラストがあるので、それをクリックします。

出典元 transno.com

そしたら、こんな感じでマインドマップができあがります。

「なんということでしょう~」、紙のマインドマップの書き方とか、一気にぶっ飛びますね。
はじめてでも、5分もあれば作成できますし、
慣れたら秒殺かもしれません。。。
すごいサイトだ。。。

印刷して書き込む

背景は、デフォルトはグレーになっていますが、
フリー版は薄い色変更できるので、変更して、印刷をかけます。
PDFで出力してiPadに書いてもいいですし、プリンタ出力して紙で書き込めるようにします。

そこに、はじめにとか終わりにとかの内容を書き込みます。

ブランチの位置を移動させましたので、多少体裁は変わっています。

こんな感じでできてしまうのが良いですよね。

まとめ

目次マインドマップは、紙で作る方法とPCで作る方法がある。
目次をマインドマップ化すると、本の内容がわかるので、おすすめです。
PCで作ると、あっという間にマインドマップができあがります。どっちかっていうと、「こっちがいいひとが多いかも。」と思います。超かんたんだからです。

この方法、私がいまやっている方法でして、「もっといいのあるよ〜。わーい。」という方がのがいたら、ぜひ教えてくださーい。

ではでは〜。

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