私の読書法が
「大体、フォトリーディングである」でいっていて、「これ、フォトリーやんか」でいいのですが、
フォトリーと違う点がいくつかあるので書いておきます。
「フォトリーディングと違うところ」、「高速大量回転法を取り入れていることろ」、「他のやり方を取り入れているところ」を書きます。
フォトリーと違うところ
潜在能力を引き出す点
フォトリーディングをする前に、
・気持ちがいい空間をイメージしたり、最高の自分をイメージしないし、
・数字の3をおもいうかべてー、数字の2をおもいうかべてー、数字の1を思い浮かべてーとか、カウントダウンしたりして、読者を誘導しない。
フォトリーディングの講座は、インストラクターの方が言っていたのですが、
部屋を暗くしたり、音楽を催眠誘導させるようにしたり、インストラクターが受講者誘導していきます。
そういうのがまったくないです。
フォトリーディングをするときに、「リーラックス、リーラックス、ページをめくってリーラックス。」みたいなことをしない。
フォトリーディングは、フォトフォカースをして、真ん中のページが浮き上がって見えるような見方はしますが、
それはしないですし、
写真を撮るように、カシャッ、カシャッと一枚ずつめくりますが、それもないです。
フォトリーディングはこれがないとフォトリーディングじゃないので、フォトリーディングをしないのが違います。
でも、パラパラめくりをするときに、「本の内容が入ります」とか言うやんか。とか
「パラパラめくるのがフォトリーディングやんか」とありますが、
あれは、プライミング効果が効かせて、ページを読みやすくするためにやっているだけです。
アファメーションは、読みやすくするのを塞がないようにするためです。
「本の内容が入ります」とか「本の内容が入りました。ありがとうございます。」と言ったり、心のなかで唱えたりすると、
脳がそのまんま受け取ってしまうので、入った気になります。ただそれだけです。
正直、アファメーションはしなくても早くなります。ですから、付属でやっている感じです。
フォトリーディングは、本の内容が本当に入って、それを取り出せすことができますが、私が言っている読書法はそういうのがないです。
ただ読みやすくなるだけです。
だから、フォトリーディングと違います。
みかん集中法をしない
想像したみかんを頭の後ろの方に置くと集中できるのですが、そういうのはしません。
それをしなくても早く読めます。
脳に本の情報を写しこまない。
さきほど書きましたが、パラパラめくりをしているだけです。
本の内容を写しとりません。プライミングを効かせているだけ。
脳にアップロードした情報をダウンロードしませんし、
ダイレクトリーディングはしないので、あるとき本の内容が口をついて出てくるとか、イメージで思い浮かぶとかもないです。
高速大量回転法のやり方を取り入れていることろ。
外堀から埋めていくやり方を取り入れている
はじめに、おわりに、目次で使っているのですが、
見出しと要点を中心に読みます。
で、なんどか繰り返して読むと入ります。
フォトリーディングにも似たのがありますが、高速大量回転法のやり方が一番いいと思います。
ちなみに、目次を読んで、本文を読むのを言ったり来たりするテクニックがとてもいいのですが、この読書法の説明ではしていません。
間違っていてもいいので、推測をする。
本を読んでいない段階で、
はじめに、おわりに、目次を読んで、
間違っていてもいいので予測を立てておきます。
合っている場合は、それでいいですし、間違っていた時は学習効果があがります。
本を読んでいないときに予測して仮説を立てます。
ここが違います。
これ、高速大量回転法で教えてもらいましたが、
今日読んだ読書革命にも書いていました。
フォトリーディングは、表紙や著者紹介を読んでおきますが、
間違っていてもいい予測はしないです。
そして、フォトリーディングは、
フォトリーディングをして頭に情報をアップロードしておけば、
予測した内容はかならず合っていますので、脳を信じて読みましょう。
とか教わりましたが、そういうこともしないです。
パラパラめくり
パラパラめくりは、高速大量回転法のやりかたです。
ただめくるだけで、回数が多いほうが良いです。
フォトリーディングは、フォトリーディングをするためにいろいろと催眠誘導みたいな手順を踏みますが、それがありません。
見出しを読む読み方
はじめに、おわりにとかは、量が多い時は、
大見出しや中見出しなどの、「見出しを読んでください」と言っていますが、
これは、高速大量回転法から来ています。
この方法は、本を読むときにも使えて、
本を読むときに目次をみて本文を読んだりして、いったりきたりするやり方があるのですが、
それをすると早く読めますし、内容理解が早いです。
これの見出しを読むやり方は、フォトリーディングでも紹介されていますが、
高速大量回転法のほうが効率が良いです。
なるべく早く読んで繰り返す。
「はじめに、目次、おわりにを8分で読んでください」とか、
「1分でもう一度読んでください。」とか言っていますが、
これ、繰り返し早く読むと理解が上がるのでやっています。
繰り返し早く読む方法は高速大量回転法のやり方です。
とはいえ、これはフォトリーディングも何回かみますので、ほとんど同じですが。。。。
高速大量回転法は、何回もどんどん見ていきますがその軽いのをやっているつもりです。
知識がないと読めない点
宇都出さんの高速大量回転法は
フォトリーディングを否定しているので、
読む時は外堀から埋めましょう。と言っています。
外堀を埋めることで、知識が増えてきます。
園さんも知識が集積(ストック)がないと読めないと言っています。
苫米地さんもフォトリー否定派です。
この点が違います。
フォトリーは「フォトリーディングをすればするほど、知識がどんどん入ってくるので、知識はフォトリーで入ります。」みたいな感じです。
フォトリーをすることで、本の内容が全部頭の中に入っているから、そういうことになるのですが、
私はそれは違うと思っているので、そこが違います。
ほかいろいろな人を取り込んだやり方
そのほか、本だったり、ほかの講師から取り込んだやり方を書きます。
著者から教えてもらうようにして読む。
フォトリーは、質問の答えを探すだけですが、この読書法では、著者から教えてもらう体で読みます。
これが違います。
この方法、フォトリー以外の本で書かれていたりしますから、この方法を使っています。
ほかに、偉人になりきって読む読み方とかあります。偉人になりきるのは、私の知人の講師がやっていました。
アルファ波がでるような音楽を流す
フォトリーディングでは、音楽はフォトリーする前段で流していたと思いますが、
読書のときは流しません。このやり方は私の知人の講師がやっていたので、真似しました。
漢字だけ読むのもポイント
文字量が多い時は、漢字だけ読むのですが、そういうのもフォトリーはしません。
正確には、漢字とカタカナを読むだけで結構読めます。かんたんにスピードがあがるのでおすすめです。
これは、記憶術の講師が言っていて、真似したらうまくいきました。
セルフコーチングになってしまう
著者に教えてもらいながら読みますし、
読んだ内容を3〜4分話してもらいますから、セルフコーチングになるのが違います。
著者に教えてもらうというのがポイントで、フォトリーにはないです。
自分で本の内容を話して問題解決してしまうことがありますから、このやり方はおすすめです。
マインドマップは書いても書かなくても良いというのが違う
フォトリーはマインドマップは書くようになっていますが、
この読書法はマインドマップじゃなくてもいいです。
質問の答えがわかれば良いので、箇条書きでも良いです。
そこが違います。
答えは自由で全部正解としている点が違う
質問の答えは全部正解としているのが違います。
フォトリーディングは本の内容が頭に入っているので、出た答えは全部正解なのですが、
私が言っている読書法は本の内容と違っていても正解になっています。
「答えは全部正解とする」のが、私が講座をしたりイベントをしたりするときの最大のミソです。
下書きの段階では、ネタバレを書いていましたが、夢がなくなるから書くのをやめました。
この辺のやり方に行き着いた経緯
2007年1月 山口さんフォトリー講座受講 ・・・鳴かず飛ばずな状況
2009年8月 松岡さんのフォトリー講座再受講 ・・・それでも大して変わらず。
その後、本を読む量が増えたら、急にたくさん読めるようになった。(冊数はキモい量なのでかきませんが、毎年200冊以上読んでいました。)
2011年か12年 園さんと宇都出さんのやり方を知って取り入れた。月刊まつかつ福岡に出て、読み方がいよいよわかる。
2012年 知人の速読講座を受講。 ・・・・今の読み方に至る。
ですから、この読み方は9〜10年ぐらい前のものです。
私はこの方法を使い倒していますし、
有料で人にも教えていて再現性が高いのを知っていたので、
この方法のについては、よく理解していると思います。
ちなみにいまは、この「検索読み」で読む時は、シントピックリーディングをするときだけです。
普通に読んでも十分早いので、「検索よみ」はほとんど使っていません。
まとめ
いままで、フォトリーディングを知っている人から「これフォトリーですね。」と言われたことが何回かありますから、
「ほぼフォトリーですね。」と言われればそのとおりです。
ですが、私の視点では違ってみえます。
それは、
・他の方のやり方を取り込んでいて
・フォトリーディングはせず
・違いが見えているから
です。
この記事を読んでいただいたあとに、「やっぱりフォトリーだ」と言われる分は大丈夫です。
それは「あなたが間違っている」のではなくて、「私とあなたが違うだけ」ですから、
「あなたが言う、私のやりかたは、フォトリーで良い」と思います。
これは拒絶したり、突き放したりしてません。
考えは色々あるのが普通ですから、「なるほど」と、しっかりと受け止めます。
私の考えはお伝えしましたが、多様性時代だから、考え方とか見え方とか色々あっていいんですよ。
そのほうが世界は面白いです!
ではでは〜。
アイキャッチ画像はeducationinnovationtypepad.comから使わせてさせていただきました。




