読書法

「読書をたくさんすると何がいいか?」を書いてみた。 

「読書をたくさんすると、なぜいいのか?」をたいして考えたことがなかったので、書きます。

本には特別な体験が書かれていることが多い

著者が経験した特別なことが書かれていますから、
・仕事で大損して大失敗した話とか
・ギャンブルでボロボロになった話とか
・お酒で失敗したり、体を壊した話とか
・大病を経験して、人生が180度変わった話とか
いろいろ出てきます。

人生は経験ですから、お金でもお酒でも
体験しないより、したほうが人生の彩りは濃くなると思っているのですが、
自分ですこしだけ体験するよりも、
本を読んで、とんでもない体験を、疑似体験ですが、したほうが、
想像力が思った以上に掻き立てられて、
実際に体験したときぐらいのリアリティがあります。

本を読むと反面教師で「もっと、まともに生きよー」とか
「ここまではせんでいいな」みたいのを思うわけです。

盛大な失敗談を聞いたあとは、「二の足を踏まないぞ」ってなるやつですね。

私は本を通じて、いろいろな経験をして、
「こういうのはやめたがいい」
と思うようになったので、
同じぐらいの年齢の人と人生のページを比べたとき、私のほうが少し厚いと思います。

測ったことないので、肌感覚ですが。。。おそらくすこし厚いはず。。。

いや、最初が薄っぺらかったから、人並みだったらいいなあ。。。

読書を沢山すると万能感を捨てることができる

それから、若いときは
「なんでもできる、やればできる」
「元気があれば、なんでもできる」
と思っていますが、

いまも、そういうのは合っているのですが、
読書をすると、「ある意味では少し違うな」と思うようになります。

それはなにかというと
「ちょっとした万能感を感じたとき、なんでもできんよね」
と思うようになります。

このちょっとした万能感はなにかというと、
体験したことがないことについては、
すこし鈍感になって、何事も軽く見えがちになるので、
「それはできるっしょ。。」とかいうあれです。

たとえば、別大マラソンとかをテレビで見ていると、
パッと見、大したスピードではないし、
選手は飄々と走っているので、
「自分も練習したらいけんじゃね?」と思いますが、
実際、テレビに出るレベルで出場しようとしたら、
相当な練習量が必要になりますから、
時間も労力も半端なくかかります。

100年以上前から売れている小難しい本や、
とんでもない体験をした本なんかを読むと、
「今まで、のうのうといきててすみませんでした。」
と土下座したくなりますし、
「自分はいろんな可能性はあるけど、いろいろなことはできないんだ。
スーパーマンじゃなかったんだ。。。。」
とはっきりわかります。

こういう本は、
著者が本の中で使う比喩はエピソードが、めちゃくちゃ強力で、
あなたがした体験以上のイメージを頭のなかにぶっ刺してきます。

これが、何をもたらすかというと、
単に読者とか聞き手という立場から、
著者自身になりますから、
とんでもないリアリティがでてくるわけです。

本を読みすぎると人生が変わる

本をたくさん読むと、
・今までできなかったことが、いきなりできるようになったり、
・今まで欲しかったけど、手に入らなかったものがかんたんに手に入ったり、
・「これを体験するのは、来世だよねー。」と思ったことが
いきなり実体験できたりします。

私の例でいうと、
・ふだんの記憶力は皆無なのですが、試験とかはマインドマップと記憶術を併用しているので、いまだに記憶力が良い
・裸足で長距離を走ったり、靴は速く走れなかったけど、裸足のほうが速くなったとか
・いま、自分の好きなことで需要があることをみつけて、稼いでいく気まんまんなのですが、それを今世で体験できたり
・「英語とか準1級とかとれんやろ」と思っていたけど、案外取れて、それが大してうれしくなかったので、1級の勉強したり、
こういうのは、本を読みすぎたせいです。

記憶がいまだにできるのは、
・記憶に関する本を読みまくって、セミナーに行って習得したから。
裸足で走れるようになったのは、
・ランニング本をたくさん読んでいたら、裸足ランニングにぶち当たったから。
好きなことでやっていこうかなあとか、英語を習得しつつあるのは、
・本の冊数がでていくると、「自分もやれんじゃね??」みたいな万能感と違った、勘違いが発生したから
です。

いまは達成できていない、英検1級も自分で稼ぐというのも
個人的には
「いずれ達成するだろうなあ。条件待ちだよねー」
と思っています。

本をたくさん読むと表現力が上がる

本をたくさん読むと、文章の表現のシャワーをいろいろ浴びますから、
話をするときに、ここは大げさに言ったほうがおもしろいとか、
手短に話して、ここは要件だけ伝えようとか、面白くするためにここで笑いを取りにこう
とか出てきます。

私の話と文章は、
オッペケペーで、ほにゃほにゃで、ズンドコドンなので、
「せきららミミズク、たくさん本を読んでいるんなら、文章をもっと勉強しろ」
とおっしゃるかたがいて、まさにそのとおりなのですが、
一般的に、話していてつまらないのは、「話の中に遊びがないことかなあ」
と思っています。

私は、わりと真面目なので、
話を事前に練っておかないと、
ぜんぜん面白くないのですが、
本を読んでいる人はわりと話が面白いです。

「話がうまくなりたーい。」
と思ったら、本を読む。

おすすめです。

本は想像力がついて、疑似体験することで、身になるし、読んだ内容を元に行動できたら、もうその本を読む必要はないと思う

意外かもしれませんが、
読んだ本を元に行動できた本は、
もう読まないでもいいかなあと思っています。

人生を変えた本として何回も読むのもありですが、
今はなんとなく、読み返す必要なしじゃないかなと。。。

そもそも、本を読んで行動に至るときってなかなかないです。

本の内容を疑似体験するだけで、十分おもしろいからです。

ですが、
本を読んで感じたことを行動に移すとさらに面白れーでして、
実体験がやっぱり強力で、
本当に体験したことは忘れないです。
ですから、学んだら、どんどん行動すべし。

こういうのをやりだすと、人生の舵取りを自分でしているということであり、
主体的に行動することができるようになります。

また、
本を読んで、それを参考にして、自分の頭で考えて進んだとき、
たとえまちがったことをしても、
・他人のかるい批判とかにかんたんに左右されることはありませんし、
・間違っていたら、「すみませんでした!」と謝ることができますし、
・本を読んで、本心で行動したことなので、
後悔は小さくなります。

本を読むのが苦手なら、人に会いまくるのもいい

勝間さんの2018年2月のサポメに
*****
私は隙間時間は読書をしています。
読書ができない人は色んな人に会いまくっています。

「自分以外のルートの知識や情報を増やすことと人との出会いを増やすこと」
それを繰り返すことで、
人生のチャンスはどんどん広がってきます。

非常に単純ですが、重要な法則です。
*****

ですから、
「本を読んで疑似体験するより、人に会いまくって、いろんな経験を聞くほうが向いているなあ。」とおもったら、
そっちのほうがいいです。

実際、人に会いまくったほうが、
その人の口から直接、貴重な経験が聞けるので、
すごい人とか面白い人に会いまくったほうが効率がいいと思います。

まとめ

いろいろ書いたので、言いたいことだけまとめますと、
・本はあなたが体験したこと以上の経験を、疑似体験として提供してくれる
・色々なものの見方から、それまであなたが培った常識や概念を徹底的に見直すことができ、
・自分らしい生き方をするための舵取りができるようになる
です。

本をたくさん読んで、自分なりの答えを出すのが一番ですから
私が書いたことは「ふーん」ぐらいでいいので、
「あなたがたくさん読んで、自分なりの答えだしてくださいなー。」
と思います。

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アイキャッチ画像はoberlo.comから使わせてさせていただきました。